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人類は滅びますが、電子の世界で生きていきます / 後書きみたいなもの

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電子書籍に後書きを記載していなかったので、少しだけ語らせていただきます。エピローグの後、Extra Episodeの前に差し込めればよかったのですが……

本作は2016年4月、「小説家になろう」で当時執筆中だった処女作「異世界にお引越し! - 訳あり物件でした –」の次の作品を検討している際、ふと脳内に浮かんだ映像からプロットを作りを始めました。

プロローグを起点とした当初は電子世界移行後の世界を描く予定でしたが、気が付けば電子世界へ移行前の世界の方へ構想が拡がり、2日ほどでプロットが完成。そこからすぐ書き始めて2016/5/24に投稿を開始しました。第3章の冒頭までは一気に書けたのですが、途中で詰まってしまい他の作品に浮気していた頃に「第2回お仕事小説コン」で楽ノベ文庫賞の候補に挙がっているとの連絡をいただきました。

その後、慌てて全面的に改稿を進め11月初旬に完結、分量は当初の予定の倍以上に膨らみましたが、その後、電子書籍版として改稿を重ねて今回ようやく電子書籍での出版となりました(副賞での電子書籍化にもかかわらず、マイナビ出版eBooks編集部のご担当者様には多大なるご尽力をいただきました。ありがとうございます)

本文中に登場する映画は小松左京先生の「さよならジュピター」(1984年)になります。これとは別に児島冬樹先生の「黄金の竜騎兵(ゴールデン・トルーパー)」(1984年)が電子世界と現実という2つの世界がある世界観の原点になっています。「黄金の竜騎兵」に関してはマトリックスよりも面白いと思うのですが、絶版になっており、いまだと手人はいらないのは残念です(実家にあるので、私は読めますが……) また、電子世界におけるリソースという概念は、森岡浩之先生の「優しい煉獄」の影響を受けているかと思います。

なお、作中で登場した保安局長と警備部長の奥様の名字は、「さよならジュピター」を主演されました三浦友和さんと、ヒロイン役の小野みゆきさんのお名前を拝借させていただきました。

本編の話になりますが、「家族になる」「家族とは」をメインテーマに据えて執筆いたしました。戸籍上の話ではなく、主観的な「家族」というものに対して「失う」「探す」「見つける」「壊す」といったアクションをいくつかの視点で書いたつもりですので、この点が伝わっていれば幸いです(主観というのがポイント)

Extra Episodeは蛇足かとも思いましたが、エピローグで終わってしまうと作者本人も心が痛かったので追加させていただきました……実際に続編の構想もあるので、機会に恵まれればお届けしたいと思っております。ちなみに続編は電子世界《コロニー》へ移行後の話になります。

『人類は滅びますが、電子の世界で生きていきます』(マイナビ出版/楽ノベ文庫)

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